調査研究
患者サイドからの受持ち制ナーシングに対する評価
近藤 真紀
1
1広島大学大学院医学系研究科保健学
pp.219-223
発行日 1997年3月10日
Published Date 1997/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686900624
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健康という概念の本質は変わらないが,健康に対するニードは時代によって変化していく.看護もその本質は変わらないが,その形は時代によって変化していく.
看護提供方式は機能別看護,チームナーシングと移り変わり,現在はプライマリ・ナーシングが最も理想的であるとされている.しかし,今日の臨床でのプライマリ・ナーシングの採用は,人員,教育,予算等の面で困難であるため,それぞれの病院のシステムや人員の状態に合わせて改革・改良され,固定チームナーシングや継続受持ち制ナーシングなどの新しい看護提供方式が採用されるようになってきた.
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