看護管理 看護サービス管理
受持ち制看護を導入して
向山 恭子
1
,
十川 宥子
1
,
平井 啓子
1
,
小山 千秋
1
,
石栗 知子
1
,
田中 広美
1
,
清水 正代
1
,
平沢 直子
1
1青梅市立総合病院東4病棟
pp.114-118
発行日 1994年3月15日
Published Date 1994/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686900228
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はじめに
当病棟の看護体制は,チームナーシングと機能別看護を組み合わせた体制をとっている.受持ち制による看護方法は,患者の全体像を理解し,継続的で個別的看護を行なう方法として,現在の看護体制の枠組みの中で試みた.その結果,患者と看護者の人間関係が成立し,患者や家族の信頼を得た.また,患者の全体像に近づくため,看護婦はその情報を看護に生かそうとする努力や,積極的な態度がみられた.その結果,画一的であった看護計画も個別性がでてきた.
当病棟は,泌尿器科,眼科,耳鼻咽喉科,皮膚科,口腔外科を主とする外科系の病棟だが,時に内科等の他の診療科にも対応する混合病棟である.表1のように入退院数も,手術件数も多い.
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