特集 阪神・淡路大震災から1年―看護界の対応をみる
看護職のPTSD―雲仙普賢岳長期災害と看護管理
高口 榮子
1
1長崎県立島原温泉病院看護部
pp.174-181
発行日 1996年3月10日
Published Date 1996/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686900464
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阪神・淡路大震災は,その被災規模の大きさから,各分野で多大の障害を残した.そのなかで医療者の心的外傷後ストレス反応(PTSD:Post Traumatic Stress Disorder)が問題にされているのを聞いて安堵している.
私は長崎県島原市で,1991年6月3日に雲仙普賢岳の大火砕流を体験した.この被災は4年半以上を経過し,被災期間の長さが特徴である.
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