看護管理 調査・研究
主任の役割行動の評価と婦長,スタッフへのかかわり方
長田 美和子
1
,
大滝 サユ子
1
,
工藤 政巳
1
,
佐藤 とみ子
1
,
瀬尾 みち子
1
,
高木 直子
1
,
東城 ツヤ子
1
,
畑田 みゆき
1
,
藤本 幸三
1
,
横山 京子
1
,
吉村 祐子
1
,
佐藤 淳子
1
1東京都立神経病院看護科主任自主研究会
pp.460-465
発行日 1994年11月15日
Published Date 1994/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686900289
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はじめに
私たちは,主任の役割・業務を検討し,「神経病院看護科主任業務基準」を作成した.そして,主任の役割は,婦長とスタッフ間の調整的役割を担い,婦長の補佐として業務遂行のリーダーやスタッフの指導・教育的役割を果たすことにあると考えた.しかし,実際の病棟業務の中では,難しい場面に出会い戸惑うことが多くあった.
私たち主任は,役割を遂行していくための方策を探るため,問題を感知した事例を持ち寄り検討したところ,その討議過程を通して,主任の役割行動に不安があることが明らかになった.
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