私の発言
院内教育と教育婦長の役割
小原 恭子
1
1岡山大学医学部付属病院看護部
pp.669-671
発行日 1981年11月25日
Published Date 1981/11/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663907593
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院内教育はいかにあるべきか.この問題は,すでに看護界の権威ある人たちによって論じられているので,未熟な私が口をはさむ余地など何もないが,私なりに実施し,感じたことを述べてみたいと思う.
昭和46年,当岡山大学医学部付属病院看護部にも教育婦長制(以下‘副部長’という)が敷かれ,教育目標を定めた職員教育が行われるようになった.初代の副部長は,臨床経験6年,専任教員と教務主任で11年という経歴の持ち主で,優れた知識と技術を兼備し,即決実践の行動力をもって職員教育を実施した人である.
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