連載 1人ひとりの看護実践論と概念化能力を育む・2
学びの組織化と経験をもとにした概念化能力育成の試み
本舘 教子
1
,
津田 泰伸
1,2
1聖マリアンナ医科大学病院 看護部
2聖マリアンナ医科大学病院 TQM室
pp.420-426
発行日 2024年5月10日
Published Date 2024/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686202658
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はじめに
前回は,看護師としての経験を重ねる過程で,自己の看護実践を内省しこだわりの看護を明確にする機会を意図的につくることが,看護師としてのアイデンティティの醸成や,看護師が生き生きと働き続けることにつながると説明しました。
今回はそれを実現するための,聖マリアンナ医科大学病院(以下,当院)の重層的な教育体制構築に向けた取り組みについて解説します。
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