連載 1人ひとりの看護実践論と概念化能力を育む・9
個の成長から,組織の成長への発展に向けて—看護の知を深化・浸化させる中堅看護師の育成
本舘 教子
1,2
,
津田 泰伸
2,3
1聖マリアンナ医科大学病院
2聖マリアンナ医科大学病院 看護部
3聖マリアンナ医科大学病院 TQM室
pp.1088-1093
発行日 2024年12月10日
Published Date 2024/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686202829
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急性期病院には,安全を担保した高度で専門性の高い良質な医療を提供する役割があります。そして多職種と協働しながらチーム医療を進めていく上で,診療の補助から療養上の世話まで幅広い業務を担う看護師は,「チーム医療のキーパーソン」と捉えられています。中でも中堅看護師は,安定した看護実践能力とリーダーシップにより,管理者やスタッフから大きな期待が寄せられている存在です。
今回は,看護の知を“深化・浸化”させる重要な役割を担う中堅看護師を対象とした「看護の概念化能力」育成の取り組みについてご紹介します。
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