連載 1人ひとりの看護実践論と概念化能力を育む・11
看護実践の概念化促進学習システムとしての陣田塾
陣田 泰子
1
,
本舘 教子
1,2
,
津田 泰伸
2,3
1聖マリアンナ医科大学病院
2聖マリアンナ医科大学病院 看護部
3聖マリアンナ医科大学病院 TQM室
pp.146-153
発行日 2025年2月10日
Published Date 2025/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.091713550350020146
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はじめに
本連載第8回(2024年11月号)において,管理者自身の看護経験の掘り起こし(想起)を通して,こだわる「看護の知」の発見による,〈師長の知の明確化(看護観・管理観)〉のための概念化面談について報告した。実は,看護師長たちの概念化面談に先立つ2021年10月から看護部長の依頼により陣田塾をスタートさせており,2024年で第4期となる。
本号では,この陣田塾における概念化を育む3つのマインドセットと,聖マリアンナ医科大学病院(以下,当院)看護部で開催されている陣田塾の実際に焦点を当てて述べる。
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