特集 「生きる」を支える倫理的なケア 尊厳と安全をどう守るか?
—【座談会】—「患者の個別性を支え,尊厳を守るケア」を看護管理者はいかに支えるか—対話が倫理的な組織文化を醸成する
さとう みき
,
川﨑 つま子
1
,
深堀 浩樹
2
,
堀田 聰子
3
1大坪会グループ 看護局
2慶應義塾大学看護医療学部
3慶應義塾大学大学院健康マネジメント研究科
pp.116-124
発行日 2024年2月10日
Published Date 2024/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686202589
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高度化・専門化が進む急性期病院でのケア実践において,「医療安全上のリスク管理」と「患者の尊厳を守る看護」のはざまでジレンマを抱える看護師,看護管理者は少なくありません。
本座談会では,若年性アルツハイマー型認知症当事者であるさとうみきさんのこれまでの患者経験を共有していただき,そのお話を踏まえて,「患者の個別性を支え,尊厳を守る看護」について,組織マネジメントと人材育成の視点から再考します。
(2023年11月9日収録)
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