特集 データ分析に基づく「看護サービスの質改善」 課題解決ができる組織文化の醸成
実践報告 データ分析を質改善に活かす
—【座談会】—データ分析に基づく看護の質改善文化の醸成—研究活動を通じた気づきを現場の実践につなげるために
林田 賢史
1
,
長田 恵子
2
,
澁澤 盛子
2,3
,
森脇 睦子
4
1産業医科大学病院 医療情報部
2前・国立病院機構東京医療センター
3国立病院機構神奈川病院 看護部
4東京医科歯科大学病院 クオリティ・マネジメント・センター
pp.484-491
発行日 2022年6月10日
Published Date 2022/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686202174
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病院看護部では日々,PDCAサイクルの反復により看護サービスの質改善を行っている。根拠に基づく看護管理が求められる中,経営指標などの各種の数値や組織分析によって得られたデータに基づく質改善活動が不可欠となっている。
本座談会では,病院看護部に「データ分析に基づく看護の質改善文化を醸成」するための取り組みとして,❶看護管理者による組織全体への支援,❷スタッフナースの気づきを質改善につなげるための教育的支援,以上2つの観点を軸に,看護管理者とデータ分析の専門家がディスカッションを行った。
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