特集 現任教育を考える
座談会 現任教育はいかにあるべきか
大森 文子
1,2
,
外口 玉子
3
,
根布谷 礼子
4
,
牧野 永城
5
,
大塚 寛子
6
1日本看護協会看護婦部
2北里大学病院
3国立武蔵療養所
4東医大病院
5聖路加国際病院外科
6東大分院
pp.162-174
発行日 1972年2月1日
Published Date 1972/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661916881
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現任教育とは現在職業に従事している人のための教育をいう.広い意味では卒業教育ということもできるし,最近では生涯教育ということがいわれている.つまり,教育を学校教育という限定された場面ではなく,一生というサイクルでとらえようという考え方である.
看護教育はまさに生涯教育としてとらえられなければならない.日進月歩の医学に遅れないための勉強はもちろん,社会の要請にこたえ,患者を人間として理解し,病気の回復を支援するための技術の訓練も自ら開発しなければならない.
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