書評
ロールプレイでやってみよう!—患者さんの安心・安全のためのコミュニケーション演習ガイド[Web動画付]
大﨑 千恵子
1,2
1昭和大学保健医療学部看護学科
2昭和大学統括看護部
pp.338
発行日 2022年4月10日
Published Date 2022/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686202137
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医療者の「あたりまえ」が患者・家族にはそうでない
私たち看護職者は,あらゆる場面で患者さんに最も近い存在です。対人援助職として「相手の立場に立ち,共感的に理解する」ことを基本に,日常業務に従事しています。しかし,このようなコミュニケーションの基本を分かってはいても,時に患者さんや家族との対話がうまくいかず,苦い思いをした方もいらっしゃるのではないでしょうか。医療者にだけ分かる表現は,安心につながることもあれば,心配や不安を助長させ,誤解に発展することもあります。
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