特集 使える「患者役」になろう!
【対談】「演じる」視点からロールプレイを再考する
有馬 葉子
1
,
蓮行
2,3
1奈良県立病院機構看護専門学校三室校
2天理医療大学
3劇団衛星
pp.896-902
発行日 2016年11月25日
Published Date 2016/11/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663200625
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弊誌56巻10号の特集『あらためてHow to ロールプレイ!』において,「1年生の基礎看護学のコミュニケーションの授業のなかでのロールプレイ」を,2人の看護教員と2人の俳優で行いました。食欲不振で食事をとらない80歳の女性患者のところへ看護師が食事をもってくるが,患者は「要らないからもっていって」と拒否する,というシチュエーションでのものでした。
5分ほどのロールプレイ後に気づいた点などをフィードバックするという方法で,特に指示のない通常版と,演出家が教員にアドバイスしたバージョン,俳優が行ったバージョンと3パターン,それぞれ患者役と看護師役を交代して行いました。
今回は,そこでロールプレイを行った教員の1人と,アドバイス・演出を行った演出家に,当時感じたことや,その後ロールを演じることについて思ったことなどについて話していただきました。
(昨年のロールプレイは,902頁に掲載したQRコードを読み取ることでご覧いただけます)
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