特集 東京女子医科大学の3医療施設と看護学部のコラボレーション プリセプターシップの再構築 熟達者の実践と新人の豊かな感性から学び合う教育体制
実践知の共有化を目指した共同体の学び合いの場—成長し合う職場風土を構築するための要素とは
若林 留美
1
1東京女子医科大学病院看護部
pp.789-792
発行日 2021年9月10日
Published Date 2021/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686201954
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東京女子医科大学の3医療施設が2017年に導入した新たなプリセプターシップ制度は,「熟達者の実践と新人の豊かな感性から学び合う教育体制」の構築をコンセプトとしており,レイヴらによる「正統的周辺参加理論」を基盤としている。
本稿では,「プリセプターシップの実際」の稿(p.774〜p.788)で述べられた新人看護師,熟達した看護師(熟達者),看護管理者(看護師長)の学びの結果から,新人看護師を迎え入れた共同体の学び合いを支える要素を整理する。
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