書評
—看護を教える人のための—経験型実習教育ワークブック
東 めぐみ
1,2
1日本赤十字北海道看護大学
2前・東京都済生会中央病院看護部
pp.455
発行日 2019年5月10日
Published Date 2019/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686201288
- フリーアクセス
- 文献概要
- 1ページ目
臨地実習の充実を支えてくれる,楽しみながら学べる1冊
臨地実習の充実は,現場の指導者の能力向上から
2020年の教育大改革を控え,看護学教育においても,画一的でなく自分自身で考える力を持つ学生の養成が課題に挙げられ,臨地実習の充実が求められている。また,地域包括ケアシステムの中で,医療や介護の多職種連携が求められる時代において,「看護を必要としているところに学生が実習に行く」という観点への変換が必要である。
本書は,新しい時代の看護を教えるひと(臨地実習指導者と看護教育機関の教員)を読者対象として,その教師力を高めるための経験型実習教育の事例とワークを収載している。
Copyright © 2019, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.