連載 特定行為研修を修了した看護師としての実践・2
治療と生活を支える看護を目指して
神田 美由紀
1
1米沢市立病院看護部(集中治療科)
pp.180-181
発行日 2019年2月10日
Published Date 2019/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686201209
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医療の質の維持と,院内の体制づくり
米沢市立病院(以下,当院)は山形県の県南地域の急性期医療を担う中核病院で,病床数は322床(一般279床,ICU5床,地域包括ケア38床)です。地方の病院の勤務医不足は深刻な問題となっており,当院も例外ではありません。
当初,看護部長から,医療の質を維持するためには「特定行為に係る看護師の研修制度」の活用が必要であるとして,そのための研修受講について打診がありました。看護師長の役割との両立は可能であるのか不安がありましたが,看護部長からは,この新しい研修制度のための院内の体制づくりを担ってほしいこと,そのために看護師長という役割を最大限活用してほしいことを託され,研修受講に至りました。
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