特集 地域とともに進化する中小病院
かかりつけ医,医師会と連携して生活を支える病院を目指す
鈴木 邦彦
1,2,3
1日本医師会
2医療法人博仁会
3志村大宮病院
pp.202-209
発行日 2018年3月1日
Published Date 2018/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541210666
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●地域包括ケアシステムを構築するためには,かかりつけ医,医師会とともに地域密着型の中小病院が必要である.
●地域包括ケアを支援する中小病院は,その人的資源を地域や医師会に開放しなければならない.
●地域包括ケアシステムの構築は,平成30年度の診療報酬・介護報酬同時改定を経て,医療と介護の連携から次の段階であるまちづくりへと進化させる必要がある.
●まちづくりを実現するためには,中小病院はかかりつけ医,医師会と連携しながら,医療,介護だけでなく生活を支える活動を展開する必要がある.
●少子化対策を含む全世代・全対象型地域包括ケアによって若年層に明るい未来を示すことが求められている.
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