調査報告
看護職員の就業継続に関する意識調査と中堅看護職員の傾向—愛知県の試み
小野 由季子
1
,
伊藤 やよい
1
,
稲垣 早苗
1
,
都築 三幸
1
1愛知県健康福祉部保健医療局医務国保課
pp.1010-1016
発行日 2016年11月10日
Published Date 2016/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686200577
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調査の背景・経緯
医療の高度化や専門化,安心して信頼できる保健医療・福祉へのニーズの高まりなどから,資質の高い看護職員を育成することがより一層求められており,愛知県は「養成と資質の向上」「普及啓発」「再就業の支援と離職の防止」等を目的とした看護対策事業を実施している。
愛知県内の看護職員養成状況は,近年看護系大学が増加傾向にあり,保健師等業務従事者数は年々増加している。しかし,人口10万人に対する2014年の看護師数1)は,全国平均855.2人に比し,愛知県は724.5人と下回っており,地域偏在も問題となっている。
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