特集 新人看護職員研修努力義務化から5年 今こそ育てる「臨床看護教育」のスペシャリスト
【インタビュー】学習者の「臨床判断力」を育む適切な学習支援方法とは—クリスティーヌ・タナー博士に聞く
クリスティーヌ・タナー
1
,
池田 葉子
2,3
,
金子 あや
2,3
,
島田 伊津子
2,3
,
中村 加奈子
2,3
,
吉松 佑佳
2,3
1米国オレゴン健康科学大学
2聖路加国際大学大学院フューチャー・ナースファカルティ育成プログラム(CNEコース)
3聖路加国際病院看護部
pp.496-501
発行日 2015年6月10日
Published Date 2015/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686200205
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
2015年1月10日,本特集でも紹介した聖路加国際大学大学院フューチャー・ナースファカルティ育成プログラムにより,米国オレゴン健康科学大学のクリスティーヌ・タナー(Christine A. Tanner)氏を招いたオープンレクチャーが企画された。タナー氏は臨床判断力を学生が自ら育むための「臨床判断モデル」の開発者として知られている。
本誌ではこの機に,同プログラムのクリニカル・ナース・エデュケーターコース(CNEコース)に在籍する大学院生によるタナー氏へのインタビューを企画した。
聞き手を務めた5名の看護職はいずれも聖路加国際病院の各病棟において新人教育や臨地実習指導を経験し,現在は専門性の高い臨床教育者を目指して同プログラムで学んでいる。本インタビューでは,臨床教育者の実体験に基づく問いに,タナー氏が答えた。
Copyright © 2015, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.