連載 患者の目線 医療“関係者”が患者・家族になって・16
目線とひと言 入院2週間,母を看取る
望月 正敏
pp.590-591
発行日 2012年7月10日
Published Date 2012/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686102490
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長年の編集の仕事で,看護という仕事に詳しい望月正敏さん。ご自身で5回もの入院経験があり,また40代でご両親を亡くされています。母上は,人工透析から大腸がん手術・転移・治験・免疫療法という闘病の後に,緊急入院となりました。成人した息子たちは,大好きだった母との別れが迫っていることを,理性では理解していても,心をどう整理していいか戸惑うばかり。そんな家族の気持ちを支えた,看護師の一瞬の目線とひと言とは……。
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