増刊号特集III 看護をどう評価するか
病棟別クリニカルラダーの開発導入と評価活用
市川 幾恵
1
1昭和大学統括看護部
pp.762-767
発行日 2010年7月26日
Published Date 2010/7/26
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686101816
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昭和大学は,大学病院・大学病院附属東病院・藤が丘病院・横浜市北部病院・藤が丘リハビリテーション病院・豊洲病院・烏山病院・歯科病院の8病院を運営している(表1)。これらを統括看護部が統括するという体制をとっている。8病院のうち,大学病院と大学病院附属東病院の看護部は1つの組織であり,34の看護単位をもつ。この2病院では,2001(平成13)年から病棟別クリニカルラダーを導入しており,2009(平成21)年に受審した病院機能評価では,4.2「看護部門」の運営の「看護職員の能力開発」で5の評価を受けた。ここでは,その病棟別クリニカルラダーの開発導入の経過と評価活用の実際について紹介する。
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