特別記事
[特別座談会]個人の献身と悔悟からシステムによる質保証・質の改善へ
阿部 俊子
1,2
,
飯塚 悦功
3
,
水流 聡子
3,4
,
佐藤 エキ子
5
1東京医科歯科大学
2日本看護協会
3東京大学大学院工学系研究科
4前広島大学医学部保健学科・同大学附属病院
5聖路加国際病院
pp.782-789
発行日 2003年10月10日
Published Date 2003/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686100913
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
医療・看護と工学との接点
阿部 今日は,品質管理の専門家である飯塚悦功先生,病院経営の視点から患者本位の医療・看護を推進していらっしゃる佐藤エキ子さん,そして看護を言語化するための看護情報学,また看護の評価を専門とされてきた水流聡子先生にご参加いただき,飯塚先生が目指すテーマでもある「個人の献身と悔悟からシステムによる質保証,質改善へ」ということについてお話しいただきます。
また,水流先生は広島大学から今年8月に東京大学の飯塚先生の研究室に移られて,今後は工学をベースに医療改革と改善に取り組まれます。なぜ,いま看護管理・医療管理で工学なのか,大変興味のあるところです。まずは,飯塚先生から工学と医療・看護の接点をお話しいただけますか。
Copyright © 2003, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.