日本看護診断学会第12回学術大会報告 質保証時代における看護診断
【シンポジウム】
質保証時代における看護診断の位置づけ
藤村 龍子
1
,
上鶴 重美
2
Ryuko Fujimura
1
,
Shigemi Kamitsuru
2
1国際医療福祉大学
2看護ラボラトリー
1International University of Health and Welfare
pp.97-98
発行日 2007年3月15日
Published Date 2007/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.7004100258
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本学会学術大会のメインテーマである「質保証時代おける看護診断の位置づけ」について,日本と米国の今日の事情をふまえ,4人のシンポジストの発言と会場の参加者の質疑によって,職能団体・学会・施設(組織)・個人のそれぞれが,新たな活動の方向性を確認できたので,シンポジウムの模様を報告する.
井部俊子氏には,政策・標準化推進の観点からご発言いただいた.井部氏は委員を務められていた厚生労働省の2つの検討会での看護診断および専門用語にまつわるエピソードを語られた.そのうえで,看護用語が一般用語や行政用語としてもっと認知されていく必要がある点を指摘され,日本看護診断学会が他の看護系学会との実質的な連携をもつべきときに来ているとコメントされた.
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