特集 人材マネジメントとして産休・育休を考える
看護師の再就職を支援する立場から見えること―管理者が看護師の働き方に及ぼす影響
深澤 優子
1
1株式会社Medical CUBIC
pp.776-779
発行日 2003年10月10日
Published Date 2003/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686100912
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私は,看護師として働いていましたが,いったん離職した後,仕事を再開して継続できる条件を現実的に探っていった結果,今の立場で仕事をするに至りました。「やりたいことをするということは,責任を持つということでもある」という助言者の一言に対し,私なりに考えて選択した結果です。いつも時間に追われてはいるものの,「勤務時間」が成果ではないので,育児上の突発事項へもなんとか対応できますが,同時に仕事の責任はしっかりと果たさなければならないわけです。
現在は,看護師をはじめとする医療職の人材紹介を主な業務とする会社を経営しています。看護師の再就職を支援する場合,離職しても働き続ける意欲を持ち,やりたいことをやるためにはどうしたらできるかを一所懸命考える人は,紹介先でスムーズに採用され,継続して働けるようです。
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