連載 Clinical Governance 病院経営における看護のポジショニング・2
看護におけるクリニカル・ガバナンス(前編)
瀬戸 僚馬
1,2
1杏林大学医学部付属病院看護部情報システム
2国際医療福祉大学大学院医療経営管理分野
pp.494-498
発行日 2005年6月10日
Published Date 2005/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686100187
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前回は,イギリスのNHS(National Health Service)がクリニカル・ガバナンスに取り組み始めた一つの契機である“ブリストル・スキャンダル”を紹介した。そのうえで,日本にクリニカル・ガバナンスが渡来して普及されるまでの経緯を振り返った。
また,ガバナンスの起源であるコーポレート・ガバナンス(企業統治)についても触れ,日本の企業文化に合ったコーポレート・ガバナンスを医療に応用する方法があることを指摘した。
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