連載 Clinical Governance 病院経営における看護のポジショニング・3
看護におけるクリニカル・ガバナンス(中編)
瀬戸 僚馬
1,2
1杏林大学医学部付属病院
2国際医療福祉大学大学院
pp.588-593
発行日 2005年7月10日
Published Date 2005/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686100206
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前回は,英国看護協会が作成した『クリニカル・ガバナンス RCNリソース・ガイド』をもとに,英国の看護界におけるクリニカル・ガバナンスのとらえ方,およびこれに基づく事例を紹介した。RCNリソース・ガイドでは,5つの主要テーマからクリニカル・ガバナンスの実践方法を論じており,構造面においてはチーム医療と患者参加,プロセスに関してはEBHC(Ebidence Based Health Care)が重視されていた。
本稿では,これらのツールの日本への適応について,構造面を中心に考察していきたい。
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