特集 看護研究における報告ガイドライン1
扉
友滝 愛
1
,
深堀 浩樹
2
,
宮下 光令
3
,
『看護研究』編集室
1国立看護大学校
2慶応義塾大学大学院
3東北大学大学院
pp.9
発行日 2020年2月15日
Published Date 2020/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1681201705
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看護研究領域において,報告ガイドラインの重要性が高まっています。研究の質向上や研究の学際化・国際化をめざす上では,さまざまな報告ガイドラインを知り,それらを有効に,かつ形式に陥ることなく有意義な形で活用することが重要です。その一方で,なぜ報告ガイドラインが必要なのか,その利点はどこにあるのかという報告ガイドラインの存在意義を考える必要があると思われます。
そこで本誌では,友滝愛先生(国立看護大学校),深堀浩樹先生(慶応義塾大学大学院),宮下光令先生(東北大学大学院)ご企画のもと,本号と次号の2号にわたって特集を組むこととしました。数ある報告ガイドラインの中から,特に看護研究において有用と思われるガイドラインを紹介し,これからの研究のヒントにしていただけたらと考えています。今回の1号では,ガイドラインの必要性や意義を踏まえた上で,特に重要と思われる6つのガイドライン(CONSORT,STROBE,PRISMA,RECORD,COSMIN,COREQ)についてご紹介します。
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