特集 臨床,政策・行政,学術の協働でめざすナーシングデータサイエンス
扉
林田 賢史
1
,
友滝 愛
1
,
池田 真理
2
,
『看護研究』編集室
1東京大学大学院医学系研究科社会連携講座ナーシングデータサイエンス講座
2東京大学大学院医学系研究科健康科学・看護学専攻看護管理学/看護体系・機能学分野
pp.407
発行日 2025年10月15日
Published Date 2025/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.002283700580050407
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近年,エビデンスに基づく政策形成(EBPM)の潮流が高まっています。看護界においても,リアルワールドデータを活用した研究によるエビデンス創出や,リアルワールドデータの活用と研究を担う人材の育成が急がれています。
こうした中,本年1月1日に東京大学と公益社団法人日本看護協会による連携のもと,同大学院医学系研究科社会連携講座「ナーシングデータサイエンス講座」が開設されました。本特集では,4月に本講座の開設を記念して開催されたシンポジウムの内容をご紹介します。シンポジウムでは,ナーシングデータサイエンス講座と同大学院医学系研究科における本講座の協力講座をはじめ,厚生労働省,医療機関/学会,日本看護協会という多様な場で活躍される方々が登壇し,ナーシングデータサイエンスの確立に向け,さまざまな知見と協働に向けた提言が示されました。

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