特集 看護研究における報告ガイドライン2
扉
友滝 愛
1
,
深堀 浩樹
2
,
宮下 光令
3
,
『看護研究』編集室
1国立看護大学校
2慶応義塾大学
3東北大学大学院
pp.83
発行日 2020年4月15日
Published Date 2020/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1681201723
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前号に続き,本号でもさまざまな報告ガイドラインを紹介いたします。前号では,報告ガイドラインの意義や活用の方法について探りつつ,中でも重要となる6つのガイドライン(CONSORT,STROBE,PRISMA,COSMIN,RECORD,COREQ)について紹介しました。EQUATOR Networkのウエブサイトをみると,現在400以上のガイドラインが存在し,いまもなお増えています。本号では,その中から30を厳選しました。1号と同様に研究デザインベースの報告ガイドラインのみならず,看護研究とも密接に関連する心理・社会学的側面に関する報告ガイドラインや,特定の専門分野に関する報告ガイドラインなども加え,幅広いラインアップになっています。その多様性には目をみはるばかりで,中には看護研究事例がまだ数少ないものもありますが,看護研究の多様な発展がめざされる中では,いずれも等しく大きい重要性をもっていると思われます。
今後,さまざまな研究に取り組まれていく読者の方々の一助となれば幸いです。
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