特集 日本看護系大学協議会国際交流推進委員会企画・Dr. Patricia A. Grady特別講演
扉
『看護研究』編集室
pp.173
発行日 2020年6月15日
Published Date 2020/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1681201762
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昨年,米国における看護研究の最大の機関であるNINR(National Institute of Nursing Research)で長年ディレクターを務めてこられたDr.Patricia A. Gradyによる講演の模様を本誌52巻3号特集にて紹介しました。このときの来日に合わせ,一般社団法人日本看護系大学協議会の国際交流推進委員会でも,Grady博士の特別講演が企画されました。それが,本号でご紹介する「Example of a National Research Model」です。NINRの黎明期から今日に至る発展のプロセスとともに,現在NINRが力を入れて取り組んでいる研究領域,NINRが構築している研究プログラム,研究の発展に向けて多様に用意されている研修やグラントなどのサポートが紹介され,最後に看護研究がもつ大きな影響力が力強く語られます。
看護研究の存在意義の確かさと未来の発展に向けた可能性の大きさを,本講演から見いだしていければと思っています。
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