増刊号特集 臨床実践を研究につなげる
2 臨床研究の視点
扉
『看護研究』編集室
pp.281
発行日 2019年7月15日
Published Date 2019/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1681201645
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“Evidence-based Nursing”の重要性が高まり,看護研究にエビデンスが求められています。その上では,臨床の実践者と研究者とが連携し研究に取り組むことが大切です。
現場に眠る研究のタネをエビデンスとして芽吹かせていくためのプロセスを,臨床研究の視点から考えていきます。掲載する2本の原稿いずれも,臨床疫学をベースに,広く医療の諸課題を解決に導くために研究に取り組まれている方々に登場いただきました。そのうちの1つは,『看護研究』誌としては初めての公開収録の形によるセミナー「臨床の素朴な疑問から,研究で使えるリサーチクエスチョンを立ち上げよう」をベースとしています。セミナーでは,看護師を中心にこれからの看護/看護研究を担うことが期待される多くの若手の方々に参加いただきました。当日は,研究力を身につけ,よりよい看護とそこから導かれるエビデンスを見いだしていくためには何が必要なのか,非常に活発な議論がかわされました。その中から,セミナーで行なわれた講義の模様を再構成してご紹介します。
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