特集 研究の意味─多領域との対話から
扉
『看護研究』編集室
pp.540
発行日 2016年12月15日
Published Date 2016/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1681201312
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看護学のこれからの展望を考える上で,多領域から学び,ともに協働をめざそうとする学際性が,重要なテーマの1つになっています。もとより看護研究は,多領域の研究方法や知見に学びながら,独自に専門性を高め,進歩を遂げてきました。今後,看護学としての専門性をさらに確立し,看護“から”多領域に向けた研究成果の発信を充実させていくためにも,本号では,改めて領域の枠を超えて,「研究することの意味」を考えたいと思います。
特集では,看護界も含めて各領域の第一線で活躍されている研究者の方々に寄稿いただき,ご自身の研究/取り組みの歩みとこれからの展望,そして看護学に対する視点などを通して,さまざまに,研究の意味を示していただいています。こうした多様な視角から,看護研究のあり方を見つめつつ,そして,「よりよいケア」をめざし,ともに触発し合い協働していくための契機が見いだせればと思っています。
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