特集 理論家Royと理論分析家Fawcettの対話─看護学の未来へ
扉
『看護研究』編集室
pp.633
発行日 2017年12月15日
Published Date 2017/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1681201448
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2017年9月,Sister Callista RoyとDr. Jacqueline Fawcettという,看護界における世界的な“巨人”が揃って来日しました。かたや,適応理論で看護理論の歴史に大きな足跡を残す理論家,かたや,名著『看護理論の分析と評価』をはじめ該博な知識と透徹した分析眼で看護理論の本質を追究する理論分析家。看護研究の歴史と発展は,両博士の残した功績を抜きに語れないといえます。
一見スタンスの異なるようにみえる2人ですが,実は公私にわたり40年以上,篤い交流を続けてこられた“盟友”でもあります。その2人の講演が,両博士と親交の深い津波古澄子氏(共立女子大学看護学部教授・RAA─Jロイ適応協会日本支部代表)のコーディネートにより実現しました(RAA─Jロイ適応協会日本支部・杏林大学保健学部共催/後援:杏林大学保健学部・聖マリア学院大学)。特にDr. Fawcettは,初めての来日になります。本誌ではこの講演の貴重さを鑑み,津波古氏にご協力を仰ぐ形で特集を企画しました。
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