特別記事
─【研究対象者に対する研究倫理を考える②】─研究対象者に対する倫理的配慮の範囲と取り組むべき課題
河原 智江
1
,
西村 ユミ
2
,
久保 恭子
3
1共立女子大学看護学部
2首都大学東京大学院人間健康科学研究科
3東京医療保健大学東が丘・立川看護学部
キーワード:
倫理的配慮
,
研究者
,
6つの倫理原則
Keyword:
倫理的配慮
,
研究者
,
6つの倫理原則
pp.410-414
発行日 2016年8月15日
Published Date 2016/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1681201281
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はじめに
第1回では,「研究対象者に対する倫理的配慮の問題点」として,フィールドで頻発しているエピソードとともに,誰のための研究かということ,さらに,研究者と研究対象者との間のズレの正体についてせまってみた。
本稿では,第1回の論点を踏まえて,研究を進める上で何が欠如しているのか,そして,研究計画上,なおざりにされている可能性がある点について考えてみたい。
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