特集 介入研究をどう進めるか
看護のエビデンスを大規模研究から構築するために─AMEDの取り組みから
関根 小乃枝
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1国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)戦略推進部難病研究課
キーワード:
AMED
,
研究
,
公募
,
出口戦略
,
研究者
Keyword:
AMED
,
研究
,
公募
,
出口戦略
,
研究者
pp.395-405
発行日 2016年8月15日
Published Date 2016/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1681201279
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看護研究者からみたAMED
国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED;Japan Agency for Medical Research and Development,以下,AMED)は,医療分野の研究開発およびその環境整備の実施や助成などを行なうことを目的として,2015年4月に設立され,1年余りが経過した。
昨年度,看護大学などでAMEDを紹介する講演を行なう機会を何度かいただいた。参加した研究者からは,「AMEDは医療機器や医薬品の開発支援しかやっていないと思っていた」「医師以外の職種の医療技術の開発に関する公募はないと思っていた」といった感想をいただいた。一方で,AMED研究費獲得に向けたさまざまな活動を早くから行なっている学会もあり,業界による温度差を感じずにはいられなかった。
※「図9 例)日本糖尿病学会の取り組み」は,権利者の意向等により冊子体のみの掲載になります.
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