特集 看護ケアプログラムの体系化に向けて─看護研究と行動分析学
臨床看護におけるシングルケース研究法の意義—先行研究の概観を通して
飛田 伊都子
1
1滋慶医療科学大学院大学
キーワード:
看護研究
,
シングルケース研究法
,
実験デザイン
Keyword:
看護研究
,
シングルケース研究法
,
実験デザイン
pp.541-550
発行日 2014年10月15日
Published Date 2014/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1681200006
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
本稿では,近年の看護研究の動向からシングルケース実験研究法(以下,シングルケース研究法)の位置づけについて概説し,臨床場面において行動分析学を基軸にした実験デザインを用いた研究を紹介する。そこから,看護ケアのエビデンスを蓄積するための1つの研究方法論としてシングルケース研究法をどのように活用できるのかを検討し,シングルケース研究法を行なう上での課題とその将来的展望について述べる。
Copyright © 2014, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.