特集 臨床看護師が取り組む研究モデルの探究
意義ある臨床看護研究のあり方―まとめにかえて
坂下 玲子
1
,
内布 敦子
1
,
片田 範子
1,2
1兵庫県立大学看護学部
2兵庫県立大学看護学研究科
キーワード:
看護研究
,
臨床看護師
,
研究モデル
,
スタッフ教育
,
業務改善
Keyword:
看護研究
,
臨床看護師
,
研究モデル
,
スタッフ教育
,
業務改善
pp.686-690
発行日 2012年12月15日
Published Date 2012/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1681100724
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兵庫県立大学では,2012年度より日本学術振興会科学研究費の助成を受けて,「臨床看護ケアの質向上をめざし臨床と大学が協働する看護研究支援システムの開発」(代表:内布敦子)に取り組んでいる。現場における看護ケアの質向上とともに,「知の創造」としての研究の精錬に向けて,臨床現場との協働を実現するためのシステムづくりにつとめているところである。
こうした取り組みを背景に,本稿では,本特集のこれまでの論考も踏まえ,臨床看護師が取り組む研究モデルのこれからのあり方や,臨床現場との共同研究を行なっていく上で必要なことは何かを考えるため,本学の片田範子,内布敦子,そして坂下で議論を行なった。坂下がその議論をまとめたので以下に紹介し,特集の総括にかえたい。
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