特集 Mixed Methods Research─その意義と可能性
〈翻訳〉看護研究における混合研究法―概観と実践例
Ardith Z. Doorenbos
1
1School of Nursing, University of Washington
pp.218-228
発行日 2014年6月15日
Published Date 2014/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1681100901
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
〈抄録〉
混合研究法註1は,看護現象の理解に深みと広がりを増す目的で看護研究に応用されている。本稿では,まず混合研究法の背景にあるものと研究に用いる利点を述べ,続いて混合研究法による看護研究を2例示す。混合研究法はいくつかのベネフィットをもたらす。本稿で例示する看護研究は,アメリカンインディアン註2の慢性疼痛管理のculturally congruent pictureの創造と,慢性疼痛ケアの実施にかかるコスト査定方法の判定について,混合研究法によるベネフィットを示すものである。
Copyright © 2014, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.