連載 助産院のごはん・9
マリーンバースハウス―自家製無農薬野菜をふんだんに使う安心・安全なごちそう
畑中 郁名子
pp.826-829
発行日 2010年9月25日
Published Date 2010/9/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1665101725
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常時30種以上の植物が育つ畑を開業以来耕し続ける
大根,なす,里芋,ごぼう,ねぎ,うど,とうもろこし,かぼちゃ,長芋など,マリーンバースハウスの畑には常時30種以上もの野菜や果物,ハーブが育っている。駐車場の隣には,山ももやあけび,栗の木など実のなる木が植えられており,少し外れたところには,しいたけの原木も備える。数年前までは烏骨鶏を飼い,朝食に産みたての卵を添えていた。その理由を,院長の海内さんはこう語る。
「食べることも,料理をすることも,もともと大好きなんです。助産院を建てた時,玄関先に木を植えようと思ったのですが,迷わず実のなる木を選びました。欲張りなんでしょうね。畑も土壌ができるまでに数年かかり,最近ようやく軌道に乗ってきたところです」
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