特集 在宅ケアの質を高めるICT
―【実践報告❶】―セキュリティを重視したステーション独自のシステムの開発―訪問看護師の視点をふんだんに盛り込んで
加藤 希
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1公益社団法人中央区医師会訪問看護ステーションあかし
pp.287-292
発行日 2014年4月15日
Published Date 2014/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688102764
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東京都中央区は、華やかな銀座地区や下町情緒あふれる月島地区、2020年オリンピック選手村の予定地の晴海地区などからなる。人口は、10年ほど前までは7万人ほどだったが、近年高層マンションが次々と建てられ、30~40代の子育て世代の転入が増えたことで13万人に達している。また、高齢化率は16.3%と23区のなかでも低い割合である。
私たち公益社団法人中央区医師会訪問看護ステーションあかし(以下、当ステーション)は、2000年4月に開設し、現在、看護師は常勤10名・非常勤3名(ケアマネジャー兼任3名、常勤換算10.8名)、常勤事務2名の合計15名で地域の人々に訪問看護を提供している。
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