連載 カラーグラフ
食事ウェ〜ブ12か月・6
“食べる”ということを考える時・②—嚥下障害の患者さんにも“ごちそう”を
小島 昌恵
1
1札幌麻生脳神経外科病院栄養科
pp.770-771
発行日 1993年9月1日
Published Date 1993/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661904340
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かぼちゃに魔法をかけてきれいな馬車に変身
ミキサーにかけたものは,褐色になりがちで,意識がクリアーな患者さんの目には色彩にとぼしく映ります.また何が入っているのかがわからないため,なかなか手をつけられないようです.
そこで当院では,型を利用して料理のかたちを整えたり,飾りを添えたり,また素材の色彩と持ち味の両方を生かした料理にするなど“見ておいしそう,食べてもおいしい”ミキサー食を出しています.
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