特集 ―産科閉鎖の危機に際してすべきこと―助産師の力でお産を守ろう
危機に直面する地域からの報告
一ノ名 緑
1
,
新田 史実子
2
1日本助産師会島根県支部
2お産と地域医療を考える会
pp.14-20
発行日 2007年1月25日
Published Date 2007/1/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1665100976
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
隠岐病院閉鎖の現状
産科医師がいない緊急時,どのような搬送体制を組むのかは,離島ではどこでも抱える問題だ。昨年,世間の注目を集めた島根県隠岐の島町が出産可能な状況となるまでの経緯を,本土の助産師の目から報告してもらった。
「助産師の活用」を提案して活動しています
産科閉鎖の危機を受けて設立された「お産と地域医療を考える会」。会の方針に「助産師の活用」を掲げつつ,お産についての学習を深め,講演会の開催や行政への働きかけを続けている。その活動の道のりを,妊産婦に実施したアンケートに示された助産師への思いも併せて,ご報告いただく。
Copyright © 2007, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.