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卓球珈琲で健康づくりとまちづくり—桑名市の公民連携の取り組み
石田 紀子
1
1桑名市保健福祉部保健医療課
pp.185-187,226-230
発行日 2021年3月10日
Published Date 2021/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1664201614
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桑名市の概要と目指す方向性
三重県桑名市(以下,本市)は三重県の北部に位置し(図1),木曽三川(木曽川,長良川,揖斐川)が伊勢湾に注ぎ,また西に鈴鹿山脈,北に養老山地と山・海に囲まれた自然豊かな地域である。
また,高速道路や鉄道などの主要幹線が集中し,名古屋圏の優れた住宅都市としても栄えている半面,歴史や文化,伝統,リゾート施設を有する調和の取れたまちである。
三重県桑名市は,事業者との公民連携で,健康寿命の延伸と地域コミュニティの形成を目的とする「桑名卓球珈琲プロジェクト」を開始。2019(平成31)年3月には「卓球珈琲」を「城南まちづくり拠点施設」に開設し,地域住民を対象とした健康プログラムにも取り組んだ。運動と交流の場である「卓球珈琲」と,そこでの健康プログラムの様子を紹介する。
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