連載 時代が求める! 保健師記録の仕組みづくり・2
—事例1:相模原市—記録の質保証を目指した取り組み
清水 洋子
1
,
波田野 房枝
2
,
栁澤 尚代
3
,
吉本 照子
4
,
菅原 京子
5
1東京女子医科大学
2相模原市南子育て支援センター
3弘前学院大学
4千葉大学
5山形県立保健医療大学
pp.944-950
発行日 2017年11月10日
Published Date 2017/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1664200814
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はじめに
本連載のねらいは,行政組織における情報共有の考え方を整理し,記録に関するシステム化が保健師活動にどのような効果をもたらすかについて,先進的事例を紹介しながら解説することです。
本稿では,先進事例の1つとして相模原市の取り組みを紹介します。相模原市は記録改善への取り組みを通じて,人材育成にも成果をあげています。記録に関わるさまざまな課題に対し,どのような試行錯誤を重ね,質の保証の仕組みを構築してきたのか,具体的に提示しながら,そのヒントを探っていきたいと思います。
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