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長浜市における「健康ウォーク」の取り組み―健康なひとづくり,まちづくりをめざしたソーシャル・キャピタルの醸成/みんなで一緒にながはま健康ウォーク―ウェアラブル機器と近所の助け合いによる長浜市の取り組み
森 奈津子
1
,
井口 佳世
1
,
横田 留里
1
1長浜市健康福祉部健康推進課
pp.525-527,570-574
発行日 2016年7月10日
Published Date 2016/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1664200479
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長浜市の概要
長浜市(以下,本市)は人口約12万人で,滋賀県の東北部に位置し,北は福井県,東は岐阜県に接している。周囲は伊吹山系の山々と琵琶湖に面し,優れた自然景観を有している(図1)。
京阪神や中京,北陸の経済圏域の結節点としての位置にあり,JR北陸本線・湖西線や北陸自動車道を主な広域交通軸として,これらの経済圏域と利便性高く結びついている。
滋賀県長浜市では,健康づくり計画「健康ながはま21」を推進する中,生活習慣病を発症しやすい壮年世代の深刻な運動不足が課題として浮上した。そこで2014年度から近所同士が誘い合い励まし合いながら歩く習慣づくりとなるよう,ウェアラブル機器を用いたウォーキングイベント「みんなで一緒にながはま健康ウォーク」を実施し成果を上げている。その取り組みを紹介する。
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