連載 統括保健師の日々・5
―郡山市の場合②―統括は1日にして成らず
斎藤 恵子
1
1郡山市保健所総務課
pp.407
発行日 2016年5月10日
Published Date 2016/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1664200440
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皆さん,統括保健師って,「かなりのベテランでその道に精通している」「何でも叶えてくれる」存在だと思っていませんか。実は,統括保健師は日々悩んでいるのです。
たとえば,子どもが生まれると誰でも“親”にはなりますが,いきなり「子育ても家事も大丈夫,何の不安もないわ」という親はいるでしょうか。たいていの親は,自分の幼少期の思い出(記憶)を今度は親の視点で再度体験しつつ,その思い出を子どもの成長過程で修正して親になっていきます。
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