連載 統括保健師の日々・6
―多治見市の場合①―進み始めた統括保健師
髙木 裕美
1
1多治見市市民健康部保健センター
pp.503
発行日 2016年6月10日
Published Date 2016/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1664200462
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多治見市(人口11万人)では,2015(平成27)年1月の新庁舎の完成に伴い,33年間出先機関にあった保健センターが教育委員会・子ども支援課と同じ階に入り,「次世代育成フロアー」と名づけられた新たな場所で業務をスタートしました。その中で保健師は,課長職の保健師を含む17人が衛生部門に,また他部署に5人が配置されています。
昨年まで私は副所長と成人保健グループリーダーを兼ね,2014(平成26)年度に採用した地区担当制の推進に取り組んできました。2016(平成28)年度から体制が変わり,私自身はグループリーダーと地区担当から離れ,統括保健師の業務を重点的に活動できる配置となり,成人保健・母子保健の業務の調整を図りながら,健康な地域づくりを目的とした地区組織の育成などの保健活動の支援に力を入れて取り組めるようになりました。
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