連載 保健師のための経営学 シゴトの進め方の技術を学ぼう・5
コーディネーターからマネージャーへ
栗岡 住子
1
1神戸大学医学部保健学科
pp.476-479
発行日 2008年5月10日
Published Date 2008/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1664100994
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保健師は,従来から,住民や医療機関などのさまざまな組織やマンパワーを保健・医療の専門家という立場からコーディネートすることで,地域の保健活動を進めてきました。しかし,近年では法改正などに伴って,保健師が対応すべき課題が増大・多様化しており,保健事業をアウトソーシングするなど,保健師は組織横断的,包括的に活動を進める必要が出てきました。
こうした背景から,保健師はコーディネーターの役割だけでなく,より広い視野で多くの関係者を調整するマネージャーとしての役割を担うことが期待されるようになってきました。
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