My Challenge
ウォームアップなしでトップマネージャーに
中村 恵子
1
1杏林大学医学部付属病院看護部
pp.1
発行日 1991年1月15日
Published Date 1991/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686901787
- 有料閲覧
- 文献概要
1990年4月,当院看護部は今年の新入職員のオリエンテーションを済ませ,初々しくも不安そうな彼女たちを各病棟・外来・中央部門へ送り出した.1日も早く各部署の輪に入り,自分たちがもてる力を出しながら,一緒に入職した仲間を良い友,良いライバルとして認め合い,苦しい時や楽しい時を分かちあえるようにと念じながら,彼女たちの後ろ姿を見送った.そして,私自身は救命救急センター婦長として,当院付属看護専門学校卒業生9名と,他施設で経験3~4年の看護婦4名の受け入れ者になったのだった.
配属先が救命救急センターだということで,13名の新入者の不安と緊張はひとしおのようだ.当センターでのオリエンテーションは約1か月,ゴールデンウィーク終了までかかる.さらに,基礎的な事柄を習得するのに約1年をみているので,そのスケジュールの概要やプリセプターナースとのかかわり,各チームの看護婦との連携,救急部門の運営や体制など,様々なことを伝えなければならない.
Copyright © 1991, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.