研究 学生の事例研究
学生が意識障害患者とのかかわりを通して学んだこと—その学習プロセスと指導者の役割
高峰 道子
1
,
樋口 弘美
2
1川崎市立高等看護学院
2川崎市立高等看護学院2部2年
pp.645-652
発行日 1987年11月25日
Published Date 1987/11/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663908434
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はじめに
学生の臨床実習における指導者の役割は,患者の安全を守り,ケアの質を低下させないよう配慮しながら,学生が効果的な学習ができるよう指導することだと思う.そのためには,臨床実習のねらいを明確にし,適切な指導方法を検討していくことが大切である.その課題の中で,今回の事例と関係する私の課題を述べてみたいと思う.
学生が看護を学ぶ上で,臨床実習による学習効果が大きいと思われるものの1つは,患者と看護婦の人間関係であると思う.
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